まず押さえたいこと
民泊は、副業から始めることもできます。両立のために大切なのは、自分が動けない時間にも対応できる体制を、開業前に用意することです。使える時間と任せる範囲を整理して、自分に合った始め方を考えましょう。
たか社長も、会社員時代に副業で1件目の民泊を始めました。ただし、同じように始められるかは勤務時間や物件、協力者の有無で変わります。「空いた時間でできそう」から一歩進んで、どんな仕事が発生するかを見てみましょう。
開業準備と、開業後の仕事を分けて考える
開業前には、物件探し、手続き、家具・家電の設置、写真撮影、掲載情報の作成などがあります。休日にまとめやすい作業もあれば、窓口への相談や業者との日程調整が必要な作業もあります。
開業後は、予約やゲストの滞在に合わせて仕事が発生します。毎月の合計時間だけでなく、いつ対応する必要があるかが両立の判断材料になります。
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| 仕事 | 時間の使い方を考えるポイント |
|---|---|
| 予約・メッセージ | 定期的な確認に加え、入室できないなど急ぎの連絡を誰が受けるか。 |
| 清掃・リネン交換 | チェックアウトから次のチェックインまでに完了できるか。 |
| 補充・設備の確認 | 定期的な作業と、故障や不足が出たときの対応を分けられるか。 |
| 料金・収支の見直し | 予約状況や経費を確認する時間を、継続して確保できるか。 |
必要な時間は、部屋の広さや予約の組合せ、外注範囲によって変わります。「1日何分で運営できる」と一律に決めず、自分の物件と分担で見積もります。
本業中に連絡が来たら、誰が対応する?
例えば、仕事中に「鍵が開かない」と連絡が来た場合。夜にまとめて返信する運用では、ゲストを待たせてしまいます。まず連絡を受ける人、案内で解決しない場合に現地へ行ける人、その人につながらない場合の連絡先を決めておきます。
YouTubeチャンネルの「副業民泊の質問コーナー」でも、自分が行けないときに現地対応を頼める人を事前に用意する考え方が紹介されています。家族に頼む場合も、対応できる曜日や時間を確認しておきましょう。
入室案内や設備の使い方をわかりやすくしておくと、問い合わせへの対応を減らしやすくなります。自動送信は案内の補助に使い、届いた質問やトラブルを確認する担当は別に決めます。
具体的な案内づくりは、ハウスマニュアルの作り方で紹介しています。
最初に、対応できない時間を書き出す
まず勤務先の就業規則や副業の届出・許可手続きを確認します。そのうえで、通勤・本業・家事・休息を含めた1週間の予定に、民泊の作業を当てはめてみましょう。
「土日に時間がある」だけでなく、平日昼間の清掃や夜の入室対応が埋まるかを確認します。開業当初は予約を詰めすぎず、実際の作業時間を記録すると、無理のない分担を見つけやすくなります。
今日から始めるなら
- 自分が連絡・現地対応できない曜日と時間を書き出す
- その時間を任せられる相手と、対応範囲を確認する
- 外注費を含めて収支と生活の予定を見直す
参考にした情報
- 民泊チャンネル「【副業民泊】あなたの疑問を解決します / 質問コーナー第三弾」(2024年3月2日公開・下記に動画を掲載)
- 厚生労働省:副業・兼業
- 観光庁:管理業務の委託について
動画の経験談を参考に、仕事の整理表と確認手順を編集部が作成しました。制度情報は2026年10月7日時点で確認しています。
2024年3月公開。現地対応の備えは3分台から。動画の制度・税金に関する説明は公開当時の内容です。




